今ある借金を一本化しようとキャッシング業者の審査に申し込んでみたものの、審査の結果、自分が希望する金額の半分しか借りれなかった・・・なんて経験がある方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
まあ中には、本当は50万円借りればいいところを、少しスケベ心を出して100万円!と申し込みフォームに書いてしまう方もいらっしゃるでしょうが・・・(^_^;)
いずれにせよ全員が借入希望額の全額を借りれるわけではありません。その人の審査基準によって、希望額の8割か5割か、はたまた3割か、、、とにかく返済能力や信用度が加味されて融資額が決定されます。

なので、希望額全額借りれない場合のことも考えておく必要があります。
では、全額借り入れできなかった場合はどうすればいいのか、これはまず
『借りれる分でまず1社でも多く完済させる』ことが重要になってきます。
※例:3社から総額160万円の借入をしている場合の内訳
- A社⇒30万
- B社⇒60万
- C社⇒70万
という感じで借入していた場合、新たにD社で一本化を狙って借入しようと審査に申し込んだ結果、D社からは100万円しか借りれなかったとします。
そういった場合は、まず
- C社の借金を完済(70万円)
- A社の借金を完済(30万円)
という順番で借金を返していき、今後は残りのB社と共に、今回借入したD社へ返済していきます。
こうすればD社に借金が新たにできますが、C社、A社の借金がなくなり、結果的に毎月の返済額を減らすことができるのです。
ローンというのは借入金額が大きければ大きいほど金利が下がるという特性を、ここで利用するのです。
なので、借入希望金額の全額を借りれなかったとしても、借金を完済できて借入件数を減らすことができるのであれば、積極的に借り換えたほうがいいと、奥寺個人的に思います。
それに、3社から借入するより2社から借入していたほうが、毎月の返済回数も減りますし、精神的な負担も少しは和らげるのではないでしょうか。
たかが1社減っただけで・・なんて思わないでください!
借入先がひとつ減るだけで、精神的にどれだけラクになるか、これは本当に味わってみればわかります!!
なので質問の答えとしては
たとえ満額借りることができなくても、他社の借金を完済できるだけの融資を受けられるのなら、積極的に受けたほうがいい
ということになります。
希望借入金額の満額借りれないということは、今のままの状態だと、さらに借金が膨らんでいったり、返済が滞ってしまったりして、シャレになれない状態まで落ちしてしまう可能性があるということを、しっかりと頭に叩き込んでおいてください。
借りれるだけまだまし。
たとえ希望金額満額じゃなくとも、今ある借金の返済額を減らす方法はきっとあるはずです。